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最高のプレゼンテーションのための5つのコツ

By: Aquent

プレゼンで「胃が痛くなる」思いをした著者が、長年の経験を経て「プレゼンを好きなる」コツを掴んだといいます。著者が発見した最高のプレゼンをするための5つのコツを紹介します。

DATE: 2019/12/04

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最高のプレゼンテーションのための5つのコツ

by Phoebe Vetigan

人前で話すこと:大好きでも、そうでなくても、人生ではその機会は訪れるものです。

初めてプレゼンテーションしたときのことを忘れもしません。18歳、冷ややかな空気を醸し出すたくさんの学生たちの前。私はとても緊張していて、手元のノートから、かろうじて話を絞り出していました。それからというもの、人前で話すことを考えるたびに、胃が痛くなったものです。

長年の経験の中で、私は人前でのプレゼンを好きになるコツを掴みました。

今に辿り着くまでのハードワークとたくさんの練習の中で、多くのことを学んだのです。 

ここで、完璧なプレゼンに役立つ5つの鍵をご紹介します。

1. 聴衆を理解する

あなたは、プレゼンの最初に何をしますか?

パワーポイントかプレジを立ち上げて、ページを見つめて、話すことを考えたり、もしくは、過去のプレゼンを思い返して、どう始めるかを探ったりするのでしょうか。

その前に、聴衆のことを考える時間を取りましょう。

  • 彼らのバックグラウンドや立場、持っているだろう認知バイアス
  • 情報をどのように咀嚼する人たちなのか
  • あなたのプレゼンにどんな情報を求めているのか…

プレゼンの前に、聴衆について考える時間を取ることは、彼らのニーズにピンポイントに応えるプレゼンを可能にし、あなたを成功に導きます。 

2. 目的を理解する

聴衆について考えたら、次は、自分のゴールを考えます。

最高のプレゼンターたちは、プレゼンの目的を設定し、その目的をもとにして完璧なストーリーをつくります。

  • そのプレゼンで、もっとも伝えたいことは何なのか
  • それを聴衆に明確に伝えるためにどうするのか
  • そのプレゼンは、どんなストーリーを語るのか

始めの段階で、プレゼンをまとめようとすると失敗します。

スライド作成に多大な時間を注いできた一人として言います。スライドのデザインに凝ると、時間がいとも簡単に浪費されてしまうのです。

ストーリーの作成に集中するために、パワーポイントではなく、紙のノートやWordを取り出し、ストーリーを書き出しましょう。

ストーリーを語ることに集中すれば、重要な点に磨きをかけることができます

居酒屋テストをやってみてください。もし居酒屋で、あなたのプレゼンのトピックを、友人に話すととしたら、あなたは何と言うでしょう?どんなことがキーポイントになるでしょうか。プレゼンのストーリー構築のはじめの一歩として、きっと役立つはずです。



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3. 何にフォーカスすべきかを知る

退屈なプレゼンを受けた経験は、皆さんにも(何回も)ありますよね。

よく研究されていることを示すために、見た途端に眠くなってしまうほどの情報が詰め込まれたスライドを使うプレゼンも少なくありません。たいていは、読みにくい小さなフォントでいっぱい。雑然としたスライドの中から、重要ポイントを見つけることは至難の業です。

聴衆は機械ではなく「人」であり、忙しい日々から時間を捻出してプレゼンを聞きに来ていることを覚えておいてください。 

人は、大量の文字とデータを目にするとき、瞬時に興味をなくしてしまうのです。

データではなく、データから見える洞察を示して、聴衆の時間を尊重しましょう。 

ある優秀なプレゼンターが「持っているデータは辞書だと考えなさい」と教えてくれました。

その情報のポイントは何か…を自問してみてください。プレゼンでは、その重要なエッセンスを届けることに集中します。聴衆にそのポイントが届けば、さらに先を知りたいと思ってもらえるはずです。 

4. 準備が万全なことを認識する

「習うより慣れろ」という格言は本当です。練習すればするほど、ノートに頼る必要がなくなり、その分、聴衆を巻き込むことが可能になるの言うまでもないでしょう。

プレゼンの中身がしっかり理解できていれば、あなたの個性はより引き出され、次々に質問が飛んできてもしっかり答えることができます。

プレゼンのエキスパートであるYolanda Maliepaard氏は、プレゼンには意識すべき、3つの重要ポイントがあると言っています。

「挨拶」「はじめの言葉」、そして「最初のトピック」です。

スタートで聴衆の心を掴むために、練習の中に、これらのパーツをブラッシュアップする時間を組み込んでおきましょう。

今まで台本を見ながらやってきた人は、スライドごとに1、2行を覚えるようにしてみてください。途中で詰まったり、話が逸れたりしたときは、台本に戻って、深呼吸して、気持ちをリセットすればよいのです。

5. 自分を信じる

完璧なプレゼンには、「リラックス」と「自信」が不可欠です。

苦手な人にとって、プレゼンのことを考えると気分が悪くなるものかもしれませんが、私を信じてください。やればやるほど、うまくいきます。あなたに必要なことは、自分のパワーを知るだけ。

十分な準備と練習をしたあとは、「準備万端」ということを知ればいいのです。

自信をつけるには、プレゼン前に人目につかない場所で取るパワーポーズも効果があります。プレゼンでいつも緊張してしまう、自分にはオーラが足りていないと感じているなら、Amy Cuddy's 氏のTEDtalkや著書「Presence(邦訳:〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る)」を強くおすすめします。きっと、自分のパワーに気付くことができますよ。

適切な準備、リサーチ、強固なストーリー、そして少しの自信によって、完璧なプレゼンが実現できるということを、ぜひ心に留めておいてくださいね。

[原文 Five Tips for Giving Great Presentations]

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