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サイバーエージェント野口さんが考えるコミュニケーション力

By: Aquent

「相手に伝えることができること、しっかりと伝わる表現の工夫ができること」という野口さんのコミュニケーション論です

LAST UPDATED: 2016/06/01

コミュニケーション力とは何か?を求人企業の方にお訊きするシリーズの第四弾です。

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今回は、インターネット総合サービス企業としてお馴染みの株式会社サイバーエージェント 野口さんの考えるコミュニケーション力をご紹介します。


株式会社サイバーエージェント
インターネット広告事業本部 西日本事業部
野口 和さん

「コミュニケーション力」とは何ぞや。
今回頂いたお題は、平易なようで、とても難しいお題です。

当社も当然のように求人票にも「コミュニケーション力を要する」と記載していますし、実際に就業しているメンバーにも「コミュニケーション力は大事だよ」、「もっとコミュニケーションをしっかりとって!」などと、諭すこともあります。

一見、コミュニケーション力というと、明るく自由闊達な話しぶりを想定するかもしれないですが、実務上、当社の業務において必要とされる「コミュニケーション力」とは、また違います。

言い換えるならば、「相手に伝えることができること、しっかりと伝わる表現の工夫ができること」ではないかと思います。

朴訥な話し方でもいいのです。
一方通行ではなく、しっかりと相手に、こちらの意図することが伝わっているのか、例え話を交えてでも、どうやって相手にハラオチしたというほど、理解してもらうのか。

そこまで含めた「伝える力」を、私は「コミュニケーション力」と考えます。
加えて、こちらの言い分だけではなく、相手のこともどれだけ引き出せるかが、コミュニケーション力の上級者ではないかと思います。

実際に、社内を見ていても、制作部署のみならず、営業や広告運用コンサルタントなど様々な役割をもつメンバーとの協業で成立するスタイルの仕事ですので、社外だけでなく、社内でもコミュニケーション力は重要です。

苦手意識がある人や、「うまく伝わったかな?」と心配な人も、発信してくれたら、私たちは必ずサポートしたいと思っています。

立場の違う人たちが同じ方向を見て、互いの役割をしっかりと理解し、業務に臨めているのか、一枚岩になりきれているのか、が成果にも影響する場面がよくあります。

良いチームで良い仕事ができるように、コミュニケーション力の向上を人事として、応援していきたいと思います。