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クリエイターの転職に必要な7つのソフトスキル

学位、ソフトウェアの習熟度、デジタル技術の専門知識。これらは、マネージャーがクリエイティブチームの人材を採用する際に、注目するスキルです。

確かに重要なスキルですが、それらだけで十分とは言えません。チームの中でバランスの取れた生産性の高い人材になるには、スキルセットを補うソフトスキルが不可欠です。

ここで、選ばれるクリエイターになるために必要な7つのスキルをご紹介します。

1: コミュニケーションスキル

決り文句のようですが、コミュニケーションスキルは、クリエイティブのどのポジションにも求められる、もっとも重要なスキルのひとつです。うまくコミュニケーションが取れないと、必要な情報を逃してしまったり、勘違いが生まれたりします。意見の不一致や不満が起こりやすくなるだけでなく、ひと通り仕上がった作業がやり直しになることもあります。皆で、細かい確認やブラッシュアップに奔走した時間が無駄になってしまうのです。

覚えておきたいのは、良いコミュニケーションが良いアウトプットをもたらすということ。より良いアイデア、より効率的なやり方、時間の有効活用。これらは、チームメンバーが、お互いにうまくコミュニケーションをとることで起こせるものなのです。

採用担当者が、有力候補に、高度なコミュニケーションスキルを期待するのも理にかなっています。

結局のところ、クリエイティブの仕事自体が、コミュニケーションなのです。言葉やデザイン、アートやキャッチコピーを使って、より効果的にメッセージやアイデアを届ける仕事。効果的にコミュニケーションするという能力を、チームという環境でも発揮することは、自然なことです。

2:タイムマネジメント

期限:この存在を好ましく思うクリエイターはいませんが、期限なしでは進めません。期限は、「永遠」のプロジェクトになってしまうことを防ぎ、最高のアウトプットの創出に向け、いくらかのプレッシャーを提供してくれるものです。一貫して期限を守ることは、あなたが雇用主の時間を気遣い、信頼して任せられる人材であることを示します。

チームとして納期に間に合わせるには、それぞれのメンバーがタイムマネジメントスキルを備えておく必要があります。プロジェクトマネージャーは、納期に間に合わせるためにプロジェクト全体を管理する役割を担いますが、進行に際し、一つ一つのパーツの進捗を、逐一追いかけたくはありません。

タイムマネジメントは、各自の習慣と関わりが深く、習得が難しいスキルといわれます。そのため、雇用者側は、すでにタイムマネジメント能力の高い人材を採用しようとするのです。

採用面接では、何のツールを使って時間を管理しているか、納期に間に合わなかったときにどうしたかについて聞かれるでしょう。現職でどのような進め方をしているのかを聞くことで、タイムマネジメントスキルを測りたいと思っているのです。

3: 協調性

働く場所がオフィスであってもリモートでも、あなたはチームの一員です。一人で仕事を完結できる人はいません。チームでは、それぞれのメンバーが協力、譲歩、フィードバックをし合いながら仕事を進める必要があります。お互いにプロらしく、敬意を持ったやり取りをするのです。

そうするとどのような結果が待っていると思いますか?よりハッピーで健全なチーム環境ができあがり、協働による素晴らしい仕事ができるのです。

また、クライアントとのやり取りのある人は、チーム外の人たちとも協力できなければなりません。そのとき、自分たちのやり方とは違うことが多いです。真のパートナーになるには、彼らのやり方を尊重することも大切です。

面接では、一緒に働いていてもっとも難しかった人のことを聞かれるかもしれません。あなたがどのように対処したのかを深堀りして協調性を見るためです。難しい状況での協力をどう捉えているかは、チームにフィットするかどうかを見る有力な材料になります。

4: 順応性

独自のアイデアを提案できるという自信は、優れたクリエイターといえる要素の一つです。それだけでも価値はあるのですが、他のメンバーのビジョンに順応しなければならないときもあります。この受け入れが難しい人もいますが、期待に応えていかなければ、生き残れません。

チームに加わる前に、あなたの柔軟性を証明することが重要です。

採用担当者は、面接でこんなことを聞くかもしれません。「個人的に賛同できないやり方での仕事はどのように進めてきましたか」、もしくは「頻繁な変更の伴う仕事はどのように進めますか」

順応性に優れた人材は、組織の資産になり得ます。うまく関係性を築いて、困難な局面でも組織に貢献できるのです。

5: 問題解決力

どのような仕事においても、問題は必ず起きます。避けられないものです。どのような問題に直面するかは予測できませんが、企業は問題解決に長けた人を採用することで、必然の問題発生に備えるのです。

自分で問題解決ができない人材は、雇用者にとって時間的にも、経費的にも、顧客獲得の面でも足を引っ張る存在になります。

最適な機会や発見は、問題から湧き上がることも多く、それらは、クリエイティビティによって解決されるということを覚えておいてください。

ですから面接ではぜひ、仕事内容を話すだけでなく、問題解決をした事例を話すチャンスを探ってください。問題の中に可能性を見出すことのできる人材が集まるチームは、強いのです。

6:計画性

クリエイターは基本的には計画的に物事を進めますが、時には整理整頓が不十分なこともあります。ただ、デスクが散らかっていることと、メールの返信が間に合わないことの影響力の違いは認識しておく必要があります。

ある程度コントロールできる範囲の混乱であればいいのですが、コミュニケーションや時間に影響を来たすようになると、ビジネスにも支障が出てしまうのです。一人の計画性に欠けるメンバーがいるだけで、他のチームメンバーにも非効率性やネガティブ要素が連鎖する可能性があります。

雇用側は完璧を求めているわけではありません。しかし、アイデアを形にし、クライアントを満足させていくには、ある程度の計画性は重要要素なのです。

採用担当者は、あなたがプロジェクトをどのように管理し、時間をどう管理しているかを聞いてくるでしょう。計画性は、あなたを際立たせるアピール要素となります。

7: ストーリーテリング

チーム内の賛同を得る、新規顧客の獲得を支援する、新しいアイデアを推すというときに、才能あるクリエイターは伝え方を心得ています。実際、デジタルプロジェクトは、デザイン、コンテンツ、UX、開発が必要とされ、そこではストーリーテリングも不可欠となります。ユーザーニーズを満たす、真の説得力を持つアウトプットを出すには、これらが必要なのです。

カスタマージャーニーを定義することから、望ましいユーザーの行動を促すワークフローの開発に至るまで、すべてにストーリーテリングが含まれるのです。

採用担当者は、あなたがストーリーテラーかどうかを知りたがります。面接中に、あなたが自分の経歴や実績をどのように語るのか注意深く聞くはずです。経験の中で、より良いものを創り上げるために対応してきたユーザーストーリーについて、いろいろな質問をしてくるでしょう。

繰り返しますが、テクニカルスキルは、疑いの余地なく重要なものです。求められる仕事をこなし完遂できることを証明するものです。しかし、世の中のどのテクニカルスキルにも、プロジェクトを円滑に進めたり、効率的にしたり、調和させる効力はありません。採用担当者は、あなたを迎え入れる前に、テクニカルスキルを補うソフトスキルが身に付いているかを確かめたいと思っているのです。

[原文 7 Non-Technical Skills Every Creative Needs to Land the Job]