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リモートワークが抱える無視できない4つの課題と対策

By: Aquent

リモートワークが増えたことで新しく増えたストレスやチームの課題。今回は、海外のクリエイティブ・リーダーがリモートワークで感じる課題と解決方法についてシェアします!

DATE: 2021/01/05

クリエイター、マーケターの転職活動に役立つ記事を、米国のAquentよりピックアップし、翻訳してお送りしています。

今回は、海外のクリエイティブ・リーダーがリモートワークで感じるストレスやチームの課題とその解決方法についてシェアします!

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2020年夏の終わり。誰もが「ニューノーマル」を見つけようとしていた頃、クリエイティブ・シーンで活躍するリーダーたちが集うシカゴの”InsideOutデザインリーダーコミュニティ”では、リモートワークのネガティブな面とみんながどう乗り越えているかをシェアするべく集まりました。2020年は本当に多くのことが起こりましたが、ニューノーマルの正体は謎のままです。そこでみんなの経験や考えをシェアする場を作ることはとても参考になりました。

 

この時点で私たちの多くはリモートに慣れてきており、ほとんどの人が、リモートでより柔軟に働ける将来に関心を持っていました。誰にも正解は分からないし予想も人それぞれですが、予期できないリモートでの働き方は続いていきます。それでは、私たちデザイン・コミュニティのリモートの課題と、いくつかの解決策を見てみましょう。

 

CHALLENGE #1: 信頼関係・エンゲージを高めるための、カジュアルな会話の機会の損失

今日の環境でシニアのデザインリーダーが心配しているのは、生産的なクリエイティブチームが必要としている文化やつながりの感覚を失うことです。繋がる理由がなくメンバーがバラバラになると、コラボレーションが難しくなります。そこで、カジュアルなやり取りを高める方法はいくつかあります。

・オンラインコミュニケーションツールを使用して、仕事以外のチャットを促進するチャネル(#cool_stuff、#made_you_smile、#show_and_tell、#twinningなど)でカジュアルなつながりを促進します。

・社内で委員会を作り、リモートで働くメンバー向けの新しい習慣を作り、エンゲージメントを測定する方法を探します。

・テクノロジーを駆使して、デザイン思考の演習やハッカソンなどのハイタッチなインタラクションとのコラボレーションをオンラインで実現し、参加したくなる魅力的な体験の場を作ります。

 

CHALLENGE #2: 個々のスケジュールがバラバラになり”連携”が弱まる。オンオフの切り替えがなくずっと働いているように感じる

働く親は育児と仕事とでバタバタです。一人暮らしのメンバーは目的と気晴らしが必要です。個々それぞれの状況により柔軟な働き方が生まれ、標準的な勤務時間は延長され、メンバーは疲れ果てました。しかし、希望はあります。リーダーが基準を作成し、自らが時間を守ることで、バランスを整えます。

・スケジュールの課題について率直に話し合い、互いに理解しあい、またいつ対応できるかについて確認します。

・電子メールの「後で送信」機能を使用して、一般的な勤務時間内でのやりとりを維持します。

・通知をオフにします — 特にチームがグローバルであり、コミュニケーションが文字通り24時間年中無休で行われる可能性がある場合

・リーダーは、メンバーにとってモデルとなる行動をしましょう — リーダーが無限に時間を費やしているのを見ると、彼らもそうすることが期待されていると感じます。

 

CHALLENGE #3: 実際に働いているかどうかを知るのが難しい

オフィス環境で仕事をしているスタッフを見ることができるのは、彼らが家で何をしているのかを考えるよりも確かに簡単です。

そこで、絶えず変化する優先順位や締め切りを作ります。締め切りに間に合わせるためにメンバーが時間を有効活用できているか、リーダーが心配するのも不思議ではありません。信頼を持ってリードしプロジェクトを可視化することが、生産性の高いリモートチームを作るのに大いに役立ちます。

・興味深い問題と十分なサポートを提供し、時間ではなく結果に焦点を合わせます。刺激を受けたスタッフは貢献意欲が上がり、逆に成果が不足するとパフォーマンスが低下します。

・誰もがアクセスできるテクノロジーを使用してプロジェクトとワークロードを可視化し、すべての人のチェックポイントを作成します。

・時間を測定してアクティビティを監視する場合は注意が必要です。このアプローチは信頼を損ない、生産性を正確に測定できない危険性があります。

 

CHALLENGE #4: 燃え尽き症候群。息つく間のない会議の連続によるWeb会議疲れ、および作業を完了するための時間の不足

直接会わないことによって生じる問題の一つは、会議数の増加です。接続を維持することが目的だったかもしれませんが、画面に費やされた時間はエンゲージメントを減らし、不必要なストレスを生み出します。効果的な会議はオンライン/オフライン関わらず、メリハリがあり、集中力を最大化するものです。

・これまでの会議をただオンラインに単純に変換しないでください。何が必要かを検討し、すべての会議に明確な目的と議題があることを確認します。

・画面の疲労を軽減するには、ビデオで5分間会議を開始してから、カメラの電源を切ります。会議中は会話するときにカメラをオンにし、終わったらオフにします。

・休憩を挟みましょう。可能であればスタンディングデスクを使用して体を動かすことをお勧めします。

・MicrosoftのMyAnalyticsなどのツールを使用して、パーソナライズされたフォーカスプランに基づいてフォーカス時間を測定し、自動化します。

リモートワークがチャンスを生み出したことは間違いありません。ただし、すべての利点には、その利点を上回る可能性のある欠点があります。古いものを最大限に活用し、新しいものを受け入れるという意図的なアプローチにより、リーダーは、コラボレーションを促進し、エンゲージメントを高め、さらに生産的で幸せなチームを生み出すプロセス、システム、およびワークフローを作成できます。

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今回ご紹介した以外に、リモートでチームをリードする際の課題や学びがあればぜひコメントで共有してください。一緒に学び続けましょう!

【原文】 

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