「エイクエントってどういう意味ですか?辞書でAQUENTとひいても出てこないので…」と訊かれることがあります。
仰るとおりAQUENTは辞書で引いても出てきません。なぜならそれはギリシア語とラテン語からなる「造語」だからです。
込められた意味は「追随しないもの」。
AQUENT : “AY – kwent”. origins: Greek, a (not) + Latin, sequent (follow)
エイクエントは、ハーバード大学の学生3人がアメリカで起業した会社です。
創業以来、他社のまねをせず、独自の道を切り開き成長してきました。例えば、米国では他社に先駆けて、登録者に対して健康保険の提供を始めたのが「追随しない」一例です。
日本オフィスの社員も、そんな社名に込められた想いに共感しています。
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…と言った上で、マーケティング担当者にとっては社名は悩みの種であります。
なぜならエイクエントという社名はなかなか覚えてもらえないのです。
Google Analyticsの流入語を見てみると「エークエント」「エクイエント」「エンクエイト」「エンクエント」などの語が並びます。
流入語一覧に載るのはまだよい方です。世の中には我々の社名を全く思い出せず検索すら出来なかった方がいるはずなので。
アメリカでも「AQUENT」という綴りを見て「エイクエント」と発音できる人は多くはないそうです。
とても覚えづらい社名をどうやって覚えてもらうのか。
マーケティング担当者としては、社名を恨むのではなく、解決すべき楽しい課題と捉えて、活動していく所存であります。はい。