Skip navigation

ひとつの出会いがもたらす、新しい企業との出会い

By: Aquent

~インタビューを通じて語る「転職成功」のポイント〜
LAST UPDATED: 2025/01/09

理想の転職を叶えるにはタイミングが重要。求職者が新たなチャレンジをしたいと思うタイミングと、企業が事業の拡大や特定のスキルをもつ人材の確保など、様々な理由で採用を行うタイミングが一致し、初めて転職の第一歩を踏み出すことができるのです。

この記事では、ブライダル企業で、戦略企画室やプロモーションデザイナーなど様々な職種を手掛けてきたデザイナーの奥野 早奈美さんに、今回の転職のタイミングや採用に至るまでの経緯、そしてご自身が描く今後のキャリアパスについて詳しくお話を伺いました。


デザイナー 奥野 早奈美さん

約7年勤めたブライダル企業を退職し、
2024年11月「株式会社イチテンゴ」に就職。現在はデザイナー(リーダー候補)として活躍中。

エイクエント名古屋オフィス

エージェント:西願 真弓


奥野さんが転職するまで

奥野さんが前職を退職し、転職活動を始めたのは2024年4月。前職では写真、広報、プロモーションなど幅広い業務を担当されていましたが、これからのキャリアパスを考え、転職を決意されました。そんな中で、奥野さんのスキルや条件に合わせ、当社よりご紹介させていただいたのが「株式会社イチテンゴ」様です。少しでもタイミングが違っていれば、出会うことのなかった企業ですが、奥野さんは現在、その企業のデザイナー(リーダー候補)としてご活躍なさっています。

Q.今回、転職しようと思ったきっかけを教えてください。

奥野さん:大きな変動が一段落したタイミングというのが、私にとって転職のきっかけになった理由の一つです。前職ではブライダルとカフェを運営している企業で働いていましたが、入社早々M&Aによって経営者が交代するなどの多くの変革があったり、コロナの影響でブライダル業界が大きな打撃を受けたりと、様々な出来事がありました。少し前にコロナが終息して、ブライダルも回復し、一段落といった感じです。
その企業で働いていた7年間は写真やPR、プロモーションデザインと、マルチタスクをこなしていました。それもあって、今後の自分のキャリアを考えたときに、もっと専門性を高めたいと思うようになったのも大きな理由ですね。

西願:奥野さんはオールマイティな方です。代表の右腕的な存在として経営に深く関わってきた重要なポジションでした。

奥野さん:ジェネラリストとして様々な仕事をこなすことは得意なのですが、一つの会社に居続けると、その会社でしか通用しない人になっていきそうで。せっかくデザインという武器があるので、そこをもう一段上げたいという思いでした。

Q.転職活動について不安や悩みはありましたか?

奥野さん:そうですね。自分は何をしたいのかっていう自己分析の仕方にすごく悩んで。ネットで調べたり、本を読んだりして、いろいろな方法を試してみました。特に参考にしたのは森岡毅さんの本で、付箋に自分の好きなことや、得意なこと、苦なくできることを100個ぐらい無理やりでも書き出すというのがあって。

西願:それをやってみたんですね!確かに職務経歴書に書いてありました。私が職務経歴書を見たときに、ちゃんと自己分析できて、それを言語化するのが上手な方だなと思いました。

奥野さん:西願さんはいつも絶対否定しないし、すごく冷静ですよね。私自身に迷いがあり、インハウスのデザイナーがいいのか、クライアントワークがいいのか心が揺れていたときも「今までの強みを考えたら、クライアントワークだけじゃなくてインハウスが合っているんじゃない?」とアドバイスをくださったのを覚えています。

西願:やはり、今まで代表の方の右腕として経営に深く関わってきたという経験は誰しもが持っているものではないし、そのビジネス視点を備えたデザイナーは、とても貴重なんですよね。
奥野さんはそれを持ち合わせた方だったので、今から完全なデザイン会社に行くべきなのか…でも、100%インハウスになると、その会社のことしかできなくなるので、どうしてもデザインの幅が狭くなりがちです。そこでどうする?ってことを一緒に考えましたね。

奥野さん:そう思うと、ぴったりの会社に出会いました。

西願:奇跡的な出会いでしたね。両方の側面を持った会社が、イチテンゴ様でした。

Q.企業との出会いから採用に至るまでの経緯を教えてください。

西願:本当にタイミングというかご縁が重なっての出会いです。だいぶ前に当社のタレントとして登録されていた方が、現在そちらでCMOをなさっていて、社内の採用がうまく進んでいないと思ったときに、当社のことをCHROの方に話してくださって、当社に連絡をいただきました。「条件としてこういう方が欲しいんです」ということを仰られたときに、これは奥野さんしかいない…と、ピンと来ました。

奥野さん:西願さんがいなかったら、出会えない会社だと思いました。

西願:私も、あのタイミングでお声がけいただかなかったら出会えていなかったと思います。本当にタイミングって大事ですね。

Q.採用試験や面接は順調でしたか?

奥野さん:採用試験の他にパーソナリティ診断がありました。リーダーになることを見据えた上のポジションだったのですが、私の弱い面がその診断で如実に出た感じです。それで正直ちょっと難しいかな…と思いました。先方が求めている人材じゃないかもしれないって。

西願:二次面接が終わった後、軽い夕食をご一緒しながら「奥野さんどうでした?」という話をしました。その時に奥野さんは適性検査の診断結果をプリントアウトしてもらってきていました。
診断結果では、人から頼まれるとなんでも受け入れてくれるような性格がすごく出ていました。でも、リーダーポジションでは、すべてのものをOKにできないシーンもあると思うので、そのあたりは大丈夫?とかそういう話をしたと思います。

奥野さん:数字で出ちゃったものはしょうがない。仕事では、立ち振る舞いを状況に応じて変えることはよくあるので、その数字がそのまま私になるわけじゃない、と思っていましたし、できることはすべてやったので、あとは結果を待とう、という気持ちでした。

西願:でも、その後企業様から私に連絡があり「当社としては奥野さんに内定をお出ししたいと思っています。」と仰っていただきました。
適性検査の結果を踏まえてお伺いしたところ、「とにかくご本人の個性を大事にしてほしいって思っています。同質化してしまってはつまらない。広い視野を持って意識をしていただくことは大事だけれど、まずは自分の個性を大事にして補完し合える組織にしていくっていうのが、弊社のキャリアの育成方針です。」と仰っていました。企業の誠実な対応に胸がいっぱいになりましたし、奥野さん、この話を聞いたら絶対安心できるだろうなって思えたので、嬉しくてすぐに電話しました。

Q. 今回、エージェント会社を利用して転職した感想をお聞かせください。

奥野さん:転職活動時は本当に孤独で、モチベーションを維持することも大変でしたが、自分から探さずとも複数の企業の提案をいただけるので、そこで働く自分をイメージすることが、モチベーションの維持にもつながっていたと感じます。
また、相談相手がいて、考えていることをアウトプットするだけでも気持ちが全然違いました。
自己評価と他人から見た評価は異なるので、客観的に冷静な意見をもらえたことも有り難かったです。西願さんと出会っていなかったら、今の会社とのつながりは持てなかったと思うので、本当に感謝です。

Q.実際に入社されてからの、企業の雰囲気や業務内容を教えてください。

奥野さん:会社の雰囲気は、お互いの個性を尊重し合う風土があると感じています。上司・部下という縦の関係性をあまり感じず、フラットなイメージです。
現在の業務は、社内(グループ会社)の印刷物やSNSのクリエイティブ制作が中心です。
建設事業で施工したお客様の住宅や施設の撮影にも同行して、コンセプトやポイントが伝わる写真が押さえられているかなどをカメラマンとチェックしたりもしています。
前職の時はマルチタスクで、デザイン業務にもっと時間を使いたいと感じていたので、その部分について希望が叶って嬉しく思います。

Q.今後のキャリアパスについて、奥野さんの思いをお聞かせください。

奥野さん:リーダー候補として採用いただいているので、まずはチーム全体でコミュニケーションを取り、より良いデザインを切磋琢磨して作っていけたらと思います。
現在は社内・グループ内の制作物を作ることが多いですが、クライアントワークにも今後関わって行きたいです。
デザインは、広い視野を持つ「鳥の眼」と、細部を見る「虫の眼」がどちらも大切だと思っていて、現在の業務どちらかというと細部を整える「虫の眼」を多く使っている感覚なのですが、もっと視座を上げて、「鳥の眼」でもプロジェクトに貢献できるように努力していきたいと思います。

まとめ

転職のタイミングを見極めるには、まず自分のキャリアステージを理解することが重要です。現在の職場での成長や満足度を考えながら、目指すべきキャリアパスを明確にしましょう。転職エージェントは、求職者と企業をつなぐ大切な橋渡し役。これからも私たちは、求職者のキャリア目標に合わせて、最適な求人情報を提供し、応募から採用までの一連のプロセスをサポートしていきます。

*************************************************************

今回ご紹介させていただいた企業

株式会社イチテンゴ

URL:https://www.ichitengo.co.jp/

社名の由来でもある、地方大都市を中心とした【1.5時間】圏内をローカル経済圏と定義し、エリア固有の歴史的・地理的・経済的・文化的な文脈からデザインされた 「意味のあるコト・モノ・ヒト」 が循環する未来。
そんなワクワクするローカルエコノミーを表出させることをビジョンに掲げている企業です。
衣食住のさまざまなブランドを展開するホールディングス会社として、グループ企業のリソースを活かしながら、より豊かな未来を想い、「ローカルで愉しく生きること」を目指しています。

▼ご紹介した企業の求人はこちらから
【求人情報】Webマーケター募集

************************************************************