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コピーライターの年収は?仕事内容からスキルアップの方法までご紹介

By: Aquent

コピーライターの都市別の年収や、実際の求人の例についてもお話します。

DATE: 2021/10/07

クリエイティブ職というと画像や動画といったビジュアルを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、心に刺さる、記憶に残るコピーを作り出すコピーライターも、とてもクリエイティブな職業です。

今回は、コピーライターの年収・仕事内容・求人例・求められるスキルなどについて、お話しします!



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コピーライターの年収

都市別の平均年収

コピーライターの仕事について
仕事内容
活躍の場
求人例

コピーライターに必要なスキルと学び方
必要なスキル
学び方

まとめ

コピーライターの年収

都市別の平均年収

エイクエントで取り扱っている求人は、経験2年以上が求められるスペシャリスト求人で、現時点でのコピーライティング/ライティング職の相場は年収約350ー750万円となっています。応募企業や仕事内容、また勤務地によっても変わってきます。

現在の求人の都市別平均年収は、以下の通りです。

  • 東京:590万円
  • 大阪:562万円
  • 名古屋:430万円
  • 福岡:402万円

エイクエントではクリエイティブ・マーケティング職の平均給与を調査したサラリーガイドを作成しています。より詳しい給与比較やクリエイティブの転職・採用動向はこちらもご覧ください。



サラリーガイドはこちら

フリーランスや副業で年収アップ可能?

広告代理店や出版社、メーカーなどに勤務しクリエイティブ部門で経験を積み、独立したりフリーランスに転身する方もいます。

未経験の場合やフリーランスになったばかりの年収は約200万円〜と、会社員として働く場合の給与よりも少額からスタートする方が多いです。経験や勤続年数によって報酬アップを目指せるほか、結果を残して人気のコピーライターになれば名指しで仕事の依頼をされることも多く、年収1000万円以上稼いでいる方もいます。

また仕事を辞めずに副業でやる方法もあります。その場合、「文字単価」や「ページ単価」を設定するのが一般的です。副業の場合もフリーランス同様、知り合いを通じて仕事を紹介されたり、またはクライアント開拓やクラウドソーシングサイトへ登録・コンペに応募したりしながら自分で仕事を獲得する必要がありますが、実力次第で単価設定を上げることができます。

最近はコンペも多く開催されているので、自分で応募して採用されれば報酬が得られ、実績にもなります。

コピーライターの仕事について

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仕事内容

コピーライターは、心に刺さる、記憶に残るコピーを考えるのがメインの仕事です。

テレビ、CM、雑誌、企業やサービスのウェブサイト、ダイレクトマーケティング、イベントプロモーション、PRなどさまざまな媒体や広告物のコピーを作成します。またリクルートサイトや求人ページのコピー制作など、専門性を持って活躍するコピーライターも多くいます。

▼オリエンテーション
クライアントがいる場合は、クライアントからのオリエンテーションでヒアリングするところから始まります。クライアントが売りたい商品やサービスの概要(事前に自分でリサーチすることも重要です)、その商品やサービスが抱える課題、アピールポイント、広告の目的、予算などについて、詳しく説明を受けます。

▼企画
オリエンテーションの後は、商品やサービスをさらに調査し、市場・ターゲットを想定し、伝えるべきことを絞り込み、何を伝えるべきか、広告のコンセプトを作成します。理解を深めるために、クライアントや店頭に調査に出かけたりインタビューを行う場合もあります。

▼コピー考案
商品やサービスを売るための行動を起こさせるためのコピーを考えます。インパクトを残すだけでなく、企業の理念や想いを的確に理解した上で、シンプルに伝え、説得力のあるコピーを考えなければなりません。

例として、有名なキャッチコピーを見てみましょう。

愛は食卓にある。(キユーピー株式会社)
Be a Driver.(マツダ株式会社)
地図に残る仕事。(大成建設)
カラダにピース。(カルピス)
NO MUSIC NO LIFE(タワーレコード)
お、ねだん以上。ニトリ(ニトリ)
セブンイレブン、いい気分(セブンイレブン)
そうだ 京都、行こう(JR東海)

短くてシンプルな表現のため、一見簡単に思いつきそうに見えるかもしれませんが、地道なリサーチや論理的思考も必要とされます。そして何十本、何百本ものコピーを書き、推敲を重ねてやっと生まれるので、一本のコピーの裏には、世に出なかった作品が大量にあります。

このように、コピーライターの仕事はコピーを作るだけではありません。どのように宣伝していくかの戦略立案、提案書や企画書などの作成、クライアント訪問、広告のシナリオ作成など、働き方や企業によって色々な業務があります。

活躍の場

コピーライターはどのような場所で活躍しているのかについても説明していきます。

  • 広告代理店
  • 広告制作会社(プロダクション)
  • メーカーの広報宣伝部
  • Webサイト・メディア制作企業
  • コピーライター事務所
  • フリーランス

コピーを考え・作成する点では同じですが、所属する企業や規模によって働く環境は大きく異なります。広告代理店やプロダクションではクライアントから案件を請負い仕事を進めるのに対して、メーカーの広報部に勤めるコピーライターは、自社の商品やサービスに対したコピーライティングを行う点で大きく異なります。何れにしても、営業、プランナー、ディレクター、デザイナーなど多様な人たちとコミュニケーションを取りながら進めます。

また、特に需要が高くなっているのがWeb制作企業におけるコピーライターで、おもにウェブ広告のバナーや、ウェブサイトやランディングページ内のコピーやテキストなど、Web系に特化したライティングを行います。

求人例

実際にエイクエントで紹介しているコピーライターの求人例を見てみましょう。業界や特化する商品・サービスによって仕事内容も変わってきます。

東京都渋谷区
ブランディング会社
内容:クライアントおよび社内プロジェクトにおけるキーメッセージ、ストーリー、コンテンツライティングなどを担当
経験:コピーライターとしての実務経験3年以上
年収:500~700万円

大阪市北区
広告代理店
経験:コピーライティングの実務経験2年以上
内容:グラフィック、CM制作、Web、ダイレクトマーケティング、イベントプロモーション、PR、プレミアムなど様々な媒体や広告物のコピーライティングを担当
年収:360~550万円

名古屋市中村区
大手百貨店
内容:広告や販売促進物(ポスター、チラシ、カタログ、DM等)/イベント関連/Webサイトなどの企画立案、コピーライティング、プレゼン等を担当
経験:コピーライティングの実務経験3年以上
年収: 〜660万円



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コピーライターに必要なスキルと学び方

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必要なスキル

文章や短いフレーズで人の心を掴み、商品やサービスに興味をもってもらうには、文章をたくさんインプット、そしてアウトプットを続ける必要があります。言葉に関する知識やセンスだけでなく、その商品やサービス、そしてクライアントへの深い理解が必要です。

▼リサーチ力
フリーランス含めた多くのコピーライターは、クライアントを持って仕事をします。クライアントの属している業界や扱う商品・サービスについての情報を事前に自分でリサーチする必要があります。

そしてクライアントからも必要な情報を引き出し、依頼内容をしっかりヒアリングできないと、クライアントの望んでいるイメージやメッセージに合ったものを作ることができません。クライアントを正しく把握しておくことが、本当に必要とされるコピーを考える上でも大切です。

▼ライティング力
リサーチでインプットした内容を踏まえて、今度は的確な言葉でアウトプットしていく力が必要となります。

商品・サービスを惹きつける文章をライティングすることが仕事なので、文章構成力や語彙力などのライティングスキルは必須といえます。コピーライティングの業務では、短いコピーを決めるまでにも何十、何百もの案を出すことが珍しくありません。

大量のアウトプットを行いスキルを上げていくことが求められます。

▼コミュニケーション力
クリエイティブな能力だけではなく、クライアントへの対応や仕事相手との調整など、コミュニケーションスキルや交渉力も必要です。

コピーライターには、社内のチームやクライアントと良い信頼関係を築きつつ、深堀りした取材を行うコミュニケーション力が求められます。

また、クライアントや社内のチームへプレゼンテーションをして、認めてもらう必要があります。いくら良い物ができても、相手に理解、納得してもらうために説明できるスキルが必要になってくるのです。

企画書を書くのも、プレゼンテーションでクライアントに企画を説明するのもコピーライターの仕事の一部。ライティングだけが仕事ではありません。

学び方

▼広告代理店や制作会社に就職もしくは転職する

コピーライターが活躍する広告代理店や広告制作会社、またはコピーライティング業務ができるメーカーなどに入社し、コピーライターとしての経験を積むのが1番おすすめです。そこで経験を積んだのち、大手広告代理店に即戦力として転職する人やフリーのコピーライターに転身する人もいます。

経験・実績のあるライターが求められるケースが多く、特に同じ領域での経験や専門知識があれば転職に有利になるでしょう。

正社員でなくても、契約社員や派遣社員という働き方を選ぶ方もいます。派遣社員として大手で経験をつみ、そこで培った経験と人脈でフリーのコピーライターとして活躍する道もあるでしょう。

▼養成講座や専門学校に通う

もっとも有名であり、広告業界で広く認知されているのが「宣伝会議」のコピーライター養成講座です。大手広告会社や制作会社などでも社員研修の一環として導入されたり、志の高いライターやライター志望者が集まります。

また、講座やワークショップなどで広告会社の社員と縁ができ、仕事を紹介してもらえた、というケースもあります。こういった講座やイベントでの人脈も大切にしましょう。

▼ブログやSNSで発信する、コンペに参加する

日頃からブログやSNSでアウトプットする習慣をつけるのもおすすめです。アメリカの有名なライター・マーケターのSeth Godinは、自身のブログに今でも毎日欠かさず投稿しており、

Writer's block(作家が行き詰まって書けなくなること)は嘘だ。話すことがなくなって「喋れなくなる(口が開かなくなる)」ことがないように、書くことがなくて書けなくなることはない。

と話していますので、ぜひアプトプットを続けてみましょう。

また、コピーライティングや広告宣伝に関するコンペもありますので、「公募ガイド」などもチェックしてチャレンジしてみるのも良いでしょう。

まとめ

ビジュアルや動画ではなく、文字を使ってクリエイティブな作品を作るコピーライター。決まった資格は必要ありませんが、幅広いジャンルに対する知識や学習意欲があり、また「◯◯業界が得意」、「企業インタビューの経験が豊富」など、何か特定の得意分野や知識、経験があると転職に有利になることがあります。

経験を活かした転職で年収アップも可能ですし、リモートで副業したり、自信がついたら独立して活躍する道もあります。

またコピーライターは、働き方や場所にとらわれず仕事しやすいメリットもあります。企業で経験を積んだ後にフリーランスとして自分の専門分野で活躍する方も多く、自由な働き方や趣味・家庭との両立がしやすい点も魅力です。



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