クリエイター、マーケターの転職活動に役立つ記事を、米国のAquent, VitaminTよりピックアップし、翻訳してお送りしています!
今回は、Googleが発表している2021年のアルゴリズムのアップデートの内容をお伝えします。
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自社のサービスよりも他者のベネフィットを伝える。そして売りつけるのではなく、会社の人間ではない、外からの視点で考えることがマーケティング基本のキであるということはみなさんもご存知かと思います。
そして今、ブランドがどう顧客の要望を満たすか、そのやり方がもっと重要になっています。
先日Googleは、2021年よりユーザーエクスペリエンス(UX)がサイトランキングに大きく影響するようになる、と発表しました。
この変更の背景は何でしょうか? Googleは、今や大多数のサイトが大手ブランドによるものではなく、またサイトの大きさが顧客へ与える価値と比例するわけでもないことを分かっています。
つまり、個人や中小企業も、大手ブランドと同じフィールドに立てるようにすることを目的としています。自社サイトのUX向上を検討・実施している、またはコロナかでデジタル化を進めた約70%の企業にとっては、朗報と言えるでしょう。
さらに、Googleは全ての皆さんにこの変更を事前に知らせてくれています。 これはクイズ番組のクイズを前日に教えてくれたようなもの。さて、あなたには準備する時間が与えられました!
それでは、UXがデジタル(というかビジネスそのもの)の環境をどのように変化させているか、そしてそれに対応するために私たちがするべきことを見ていきましょう。
UX こそが全て
UXがビジネスを成功または失敗させる、と言っても過言ではありません。 Forrester Researchは、優れたUXデザインは、コンバージョン率を最大400%もアップさせられると示しています。そして、この時代においては、多くの企業が、より(または完全に)オンライン化するように運用方法をシフトし、オンライン上で顧客を満足させることができないと生き残れなくなり、UXデザインは特に重要になりました。
ComcastのUXエンジニア/デザインディレクターであるKathryn Stracquatanioは、優れたUXはユーザーとの感情的なつながりを生み出すと言っています。
「優れたUXは、見た目、感覚、品質、サウンドアニメーション、スピードを含め、ユーザーが楽しめるインターフェイスです。」
UXプラネット編集長のNick Babichもこれに同意しています。彼はまた、「デジタル製品における感情の力は、楽しい体験を生み出すだけではなく、その体験が記憶を記憶に残し、適応し、時にはユーザーに新しい習慣を作り出す。それこそが世界で最高と言われる製品は、感情に訴えるように作られている理由です。 」
UXのトレンドをおさらい
ユーザーエクスペリエンスの重要性がますます高まっているので、その機能は広がり、顧客に驚き、喜び、そして情報を与え続けています。 Googleのマテリアルデザインは、3D、リアリティあるエフェクト、そしてオンスクリーンタッチ体験のためのアニメーションを備えています。またマイクロコピー(フォームへの入力やエラーメッセージなどのキャプション)は、特に魅力的な要素はありませんが、ユーザーの不満を解消するのに役立っています。
UXコレクティブの年次UXレポートでは、3つの主要なトレンドを特定しています。
- フェイクの多いデジタルワールドで、透明性を持つ
- Design Twitter (注:Designについてたくさんツイートする人やアカウント)やRedditの外にあるマイクロ・デザインコミュニティを見つける
- 3. システムの追加設計にかける時間を減らし、設計の背後にあるシステムを理解するのにより多くの時間を使う
UX IQを上げよう
UXが重要であり、トレンドが変化していることはわかりました。ではGoogleのランキングに戻りましょう。Googleアルゴリズムの考える、優れたユーザーエクスペリエンスを与えるサイトを構成するものとは何でしょうか?開発者向けドキュメントには、モバイルフレンドリー、読み込みが速い、迷惑な広告があるか、などの基本事項が載っています。
マーケティング界のリーダーの一人でもあるNeil Patel(Forbesの選ぶトップ10のマーケターの1人)は少し深く掘り下げて、ブランドが準備をするためのステップを5つに分類し、 404エラーを減らすこと、競合他社とのUXの比較、ヒートマップによるユーザビリティの問題の発見まで、すべてを網羅しています。ヒートマップはユーザーがクリックしている場所を示してくれるので、たとえば、クリックできない画像に多くのクリックがされていることがわかれば、そこにリンクを入れたりと何かしら改善する必要があることがわかります。
そして、Google自体もいくつかのツールを提供しています。 PageSpeed Insightsは新しい指標を組み込んでおり、ChromeのユーザーエクスペリエンスレポートAPIで自社のURLの28日間の履歴データを見ることができ、Core Web Vitalsレポートではサイトのパフォーマンスのサマリーを閲覧できます。
で、誰がやるの?
UXを完全に(Googleの標準に)合わせるのは簡単なことではありません。優れたUX人材が全ての鍵となります。実際、UXは今年、企業の急成長をさせる上で大切な役割を果たしています。
最近リリースされたレポート「The Cheat Code for Growth」では、調査対象のマーケティングおよびクリエイティブのリーダーの大半が、最大の課題の1つはUXや関連した人材を確保すること、と答えています。
さらに彼らの95%は、ユーザーエクスペリエンスと密接に関連するカスタマーエクスペリエンスも成長に不可欠であると述べています。
Googleの新しいアルゴリズムは、UX人材が今後企業を急成長させる鍵であることを証明しています。
Googleは22年間世界を変え続けてきましたが、再び変化を起こそうとしています。私たちブランドがこの新しいランキングシステムにどのように反応するか、そして顧客の行動(つまり、私たちの行動)がどのように反応するか、楽しみです!
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