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インハウスデザイナーって何?メリットやなり方を解説

By: Aquent

「インハウス 」ってどういう意味?どういった仕事内容なのか、メリットやデメリットと併せて解説します。

DATE: 2022/03/02

デザイナーとして働いている人や、デザイン関連職に就職することを目指している人なら「インハウスデザイナー」という単語を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

デザイナーの中でも特徴的な職種ですが、具体的にどういった仕事内容なのか、メリットやデメリットと併せて解説します。



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インハウスデザイナーとは

インハウスデザイナーの仕事内容

インハウスデザイナーのメリット

デザインを育てられる

労働時間をコントロールしやすい

色んなデザインの仕事ができる

インハウスデザイナーのデメリット

壁にぶち当たった時社内で相談できない

苦手分野のデザイン業務もしないといけない

インハウスデザイナーのなり方

まとめ

インハウスデザイナーとは

デザイナーというと、デザイン会社や代理店に勤めさまざまなクライアントに対して、色々なデザインを創り出すケースがイメージされやすいです。

それに対しインハウスデザイナーとは、事業会社に所属し自社の製品やサービスに関するデザインを、専門で手がけるデザイナーのことを指します。

社内デザイナーや、企業内デザイナーと呼ばれることもあります。

自社内に、専属でデザインを担当するインハウスデザイナーがいる企業の数はそこまで多くなく、インハウスデザイナーの数もあまり多くはありません。

インハウスデザイナーの仕事内容

インハウスデザイナーの場合、自社内のデザインに関する業務全てが仕事内容になるため、依頼されたデザインを創る以外にもさまざまな業務が発生します。

具体的な仕事内容としては以下の通りです。

・企画会議への参加
・デザインイメージのヒアリング
・デザインの制作
・デザインのブラッシュアップ
・デザインを活用したPR活動に参加

デザイン会社に勤める場合、3つ目のデザインの制作がメインの業務になります。しかし、インハウスデザイナーの場合はデザインを作成する前のフェーズから関われるため、企画会議に参加しアイデアを出すこともあるでしょう。

また、制作したデザインをそのまま提出して終了ではなく、デザインに沿った効果的なPR活動の企画や実行まで行う場合もあります。

このように、自社内のデザインに関するありとあらゆる業務が仕事内容となるのです。



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インハウスデザイナーのメリット

インハウスデザイナーとして働く上で、デザイン会社などに勤める場合と比較したメリットが3つ挙げられます。

それぞれ詳しく解説します。

デザインを育てられる

一度制作したデザインがそのまま作りっぱなしで終わらず、新たな企画の際で再び利用するというケースは珍しくありません。

その場合、前回作ったデザインを流用するのではなく企画内容に即した形で修正する必要があります。

その都度、修正を行いデザインをブラッシュアップしていくことでデザインを育てることができるのです。

デザイン会社に勤める場合、1度作ったデザインに再度関わることはあまり多くないため、愛着が湧いたデザインと長く関わっていけることはメリットといえます。

労働時間をコントロールしやすい

デザイン会社でデザインを制作する場合、クライアントからの依頼の対応に追われてしまい、激務になるケースが多いです。

クライアント側の時間に合わせて仕事をする必要があるため、広告代理店などと仕事をする際は夜遅くに修正の依頼が発生することもあります。

一方でインハウスデザイナーの場合は、クライアントに左右されることがありません。

繁忙期など一時的に忙しいということはもちろんあるかもしれませんが、比較的労働時間のコントロールがしやすい職種といえるでしょう。

色んなデザインの仕事ができる

前述のように、デザインに関わるありとあらゆる業務内容を経験できます。

デザインを創るだけではなく、どういう目的でそのデザインが必要になるのかといった知識が身についたり、デザインを活用したPR活動のノウハウが知れたりと、できる業務の幅が増えます。

そのため、将来的にデザイン業務に関するマネージャー的な立ち位置になれたり、独立する場合にも活きる経験を多く積むことができるでしょう。



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インハウスデザイナーのデメリット

一方で、インハウスデザイナーならではのデメリットも存在します。

具体的に2つのデメリットをご紹介します。

壁にぶち当たった時社内で相談できない

大企業でない限り、社内のインハウスデザイナーの数は限られているため、自分以外に担当がおらず、悩んだ時に相談できる人がいないケースが考えられます。

その場合は、積極的に他社や他業界の人と情報交換をし、いざという時に頼れる存在を探しましょう。

SNSが発達している現在では、自社内に頼れる存在がいない場合でも、Twitterなどのツールを活用することで気軽に相談することも可能です。

苦手分野のデザイン業務もしないといけない

インハウスデザイナーの業務内容は、依頼されたデザインを創ればいいわけではありません。

社内のありとあらゆるデザイン業務を遂行しないといけないため、時には苦手な分野を担当する必要もあります。

他部署の社員と関わるケースも多いため、日頃から積極的にコミュニケーションを図り、社内でも頼れる存在を見つけておきましょう。

インハウスデザイナーのなり方

インハウスデザイナーになる場合、教育するための人員がいないことが多く即戦力が求められる傾向にあります。

そのため、未経験でインハウスデザイナーになることは厳しいでしょう。

デザインに関する専門学校で知識を学び、デザイン会社に勤める中でクライアントワークを経験し、デザイナーとしてのスキルや経験を総合的に身につける必要があります。

できれば2年以上はデザイナーとしての実務経験が欲しいため、それ以上の経験を積んだ段階で、インハウスデザイナーの求人に募集しましょう。

まとめ

インハウスデザイナーは、デザイナーの中でも特徴的な職種といえます。

カバーしないといけない業務範囲は広く、それに伴ったデメリットもありますが、それ以上にメリットもあります。

人気の高い職種になりつつあるため、インハウスデザイナーを志す場合は、多くの経験を積めるよう努力していきましょう。



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