3月8日は「国際女性デー(International Women’s Day)」。女性の権利を守りジェンダー平等の実現を目指すため、1975年に国連により定められました。
AQUENTでは、この日を記念して、女性史月間(Women’s History Month)でもある3月にSNS上で、第一線で活躍されている女性クリエイターの作品とクリエイティビティの裏側にあるストーリーを配信しました。
今回は、SNSでご紹介した3人の女性クリエイターの作品に込めた思いや、クリエイターとして大切にしていること、クリエイティビティの源など、SNSでは紹介しきれなかったインスピレーションの裏側について詳しくご紹介いたします。
【目次】
国際女性デー(International Women‘s Day)とは
国内外で活躍する女性クリエイター
・松井あやか さん
・Yuki Uebo さん
・Sui Yumeshima さん
まとめ
国際女性デー(International Women's Day)とは
「国際女性デー(International Women’s Day)」とは、女性の社会的、経済的、文化的および政治的な成果を称えるとともに、ジェンダー平等と女性の権利を推進するための重要な記念日。1908年3月8日のアメリカ・ニューヨークにて、賃金と長時間労働の改善、婦人参政権を求める人々がデモを起こしたことが起源であるといわれています。
毎年この日は、多くの国や地域でパレードやセミナー、ワークショップ、芸術イベントなど多彩な活動が行われ、女性の声を高める日として広く認識されています。
さらに、毎年3月は「女性史月間(Women’s History Month)」と呼ばれ、女性の地位向上や権利を主張する活動を振り返りながら、変化を促すことに加え、女性が地域社会や各業界、そして社会全体に対しての貢献を称える重要な月として位置付けられています。
国内外で活躍する女性クリエイター
AQUENTでは、国際女性デーを記念して、第一線で活躍している女性クリエイターにスポットをあて、その活躍を賞賛するとともに、作品やその裏にあるストーリーなどをご紹介いたします。
松井あやか さん

【プロフィール】
松井 あやか
https://www.instagram.com/matsuiayaka_illustrator/
岐阜県出身、名古屋市在住のイラストレーター / デザイナー。装画・挿絵のほか、パッケージイラストなどを手がけている。2023年から名古屋造形大学 情報表現領域・視覚表現領域 非常勤講師を務める。同年に第18回TIS公募やmaya装画コンペvol.22に入選、JIA illustration awardの銀賞や第1回NIC公募 銅賞を受賞。2024年、ボローニャ国際絵本原画展に入選。
「デジタル全盛期の時代ですが、特別な理由がない限りはすべてアナログ(手描き)で仕上げています。ただ、暗い作品にはならないようにすること、挿絵等においては物語をよく読むこと、創作ではテーマを決めてしっかり下調べをすることを大切にしています。インスピレーションは多くの場合、様々な文化や歴史から得ています。」
Yuki Uebo さん

【プロフィール】
Yuki Uebo
https://www.instagram.com/yukiuebo/
東京を拠点とするイラストレーター。イギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アートを卒業後、東京のデジタルアート制作会社に勤務し、その後イラストレーターとしてのキャリアをスタート。ロンドンと東京を中心に絵本や広告などのイラストに従事。
「人の集まりや営みに感じるパワーをイラストにしています。それぞれの登場人物のプロフィールを想像しながら描き、表情や場面が生き生きとつたわるよう明るい雰囲気と遊び心ある絵を目指しています。絵を描くにはパワーが必要です。一枚一枚に力を込めて描いたパワーが伝わったら嬉しいです。」
Sui Yumeshima さん

【プロフィール】
Sui Yumeshima
https://www.instagram.com/sui_yumeshima/
LUCA(共通祖先)論や西洋、シャーマニズムなど多岐に渡り影響を受け、自然と一体化された理想郷を絵画作品として表現する。2014年頃より日本やアメリカ、他 ワールドワイドに展示会を開催する。
作品 The Howlingより:
“When we were born, we cry,
When we are leave,
We probably could remember where we came from and we hear the howling of the fire of life in the soul pond.
Drifting back to formless light,
Unshaped energy, burning bright.
Eternal currents pull us deep,
Where silent stars and shadows sleep.
Black “Prima materia” sails the pond,
A whispering guide to what will be.
Rebirth, a promise softly spun,
A truth that glows in everyone.
And then, once more, with tender grace,
Love’s warm kiss upon our face.”
まとめ
今回は、国際女性デー(International Women's Day)を記念し、第一線で活躍する女性クリエイターの作品や、その背景にあるストーリーなどをご紹介しました。
国際女性デーや女性史月間は、女性の権利や社会進出を促進するためだけではなく、女性の活躍や社会貢献を称えるための大切な機会。今回の企画が「国際女性デー/女性史月間」について考える有意義なきっかけとなれば幸いです。
これからもAQUENTでは様々なテーマを取り入れ、情報や学びを発信することで変化のきっかけを作っていきたいと考えています。